Chopin Recital Yundi Li / Debut
+**+
上手いけれど
コンクール当時、彼の演奏で初めてショパンを知って、驚いた。音の密度や曲想もそうだし、細部まで非常にうまくコントロールされていて感銘を受けた。でに今聞くとダイナミックレンジが狭く、極端な言い方だがpp~fぐらいで弾いてるように聞こえてしまう。(ピアノの先生が酷評してらっしゃったが、この事だったのかもしれない)その後、多くの演奏家の録音や実演を聞いてきて、なおさらそう感じる。(この点では2位だったイングリット・フリッターの方が優れていた。表現力もユンディ・リと同様高かった。コンクールに向けて、非常に集中して練習していたのだと思う。)とは言うものの、速いテンポで音の強弱を自在に揺らせる技術は素晴らしいものだと思う。
K**様
ユンディ・リのショパン大好き。
2000年のショパン国際ピアノコンクールの覇者です。個人的には,木枯らしのエチュードや幻想即興曲が好きで,ポリーニ,アシュケナージ,ホロヴィッツを持っています・・・が,ユンディ・リのショパンが一番好きです。現代人らしい適度なスピード感,若者らしい清潔感,それでいてショパンならではの詩的な表情も出ていて,素晴らしいです。CDの最後にオマケ映像がついてます。このCDの録音風景で,幻想即興曲を弾いてるところ,スタッフと英語で話してるところ(ここのパートに新しいアイディアがあるんだ,などと語ってます),それと少しだけインタビュー。機会があればナマで演奏を聴いてみたいです。
ミ**イ
音がキレイ
ユンディ・リはまだ若く世間ずれしておらず純粋だろうと思うのでそれが、演奏にそのまま出ている気がする。粒の揃ったコロコロと転がる音。テンポ感。全てクセがなく、楽譜に忠実。そしてテクニックが安定している。ノクターン第1番を聴くと私はなんとなく想像することがある。その人の恋愛経験というのが、このノクターン第1番の演奏には出ると思うのだ。さりげないロマンシズムもあるが、まだ純で恋愛のドロドロしたものを知らないような演奏。今後ユンディが何十年かしてから、同じこの曲を聴いてみたいと思う私だ。
T**K
あの迫力が
ショパンコンクールの時の迫力がなくて少しがっかりです。ユンディは、Internetradioでもよく聴いていますが、非常に感じよく個性が伝わってきますが、このCDの仕上がりはすこし地味です。
Trustpilot
2 months ago
1 month ago